ある朝の妻と長女の会話、、


眠りの深い私でも朝方こども部屋から聞こえてくる目覚ましの音に気付くことがある。ちょっとした物音ですぐに目を覚ます妻にはいい迷惑だろう。そういえば長女は中学1年から早起き勉強をやっている。私自身、中学生の頃に早起きして勉強していたが、理由はとてもひねくれたものだった。テスト前に勉強計画表なるものを学校に提出しなければならなかったのだけど、それを書くのがばかばかしくて表を全部"就寝"とするために朝起きて勉強した、というものだった。それでも、動機はともかく朝のほうが勉強がはかどった実感はあった。朝は勉強のゴールデンタイムとも言われているが、改めて朝勉強は何がいいかを考えてみる。
朝勉強のいいところ
さっと思いつくだけで、4つある。
- 記憶の定着
- テレビがやってない
- 朝は疲れがとれている
- まわりが静か
1つ目はよく言われていることだが、脳は寝てる間に情報を整理する。漢字や英単語は、夜寝る前に一度覚えて、朝起きてから覚えているか確認すると暗記しやすい。これは効果があった。
暗記モノは寝る前に!
夜は深夜までテレビがやっている。ちょっと休憩っていってテレビをつけて、そのまま長く見てしまったという経験をした人は多いだろう。しかし、早朝はテレビがやってないし、はじまってもニュース番組ばかりで面白くない。
あと部活などで疲れていて夜は眠い。この理由は大きいと思う。寝て疲れがとれれば、頭がすっきりする。それで、集中力が高まり頭も回転する。また朝は静かだ。夜は車の音など騒音が多いが、朝は人の活動が少なく騒音はほとんどない。集中しやすい朝は、数学や理科など考える系の教科に最適だ。
朝は数学や理科などの理系科目がオススメ
そしてなにより、人と違うことをやっているという感じがして、効果が高い気がする。あと、朝やる勉強を寝る前に決めておくと効率的に勉強できるでしょう。長女は

だそうです。朝は気分がすっきりしているので、よしやるぞ!という気持ちにもなりやすいですよね。
続けるためのポイント
でも、朝起きられない人は多い。朝勉強できない最大の理由だ。睡魔はなかなかの強敵だ。初日は気合が入っているので、わりと起きれる。でも続けられるかがポイント。2日目、3日目となると、ちょっと眠いから、寒いから、と理由をつけてさぼってしまう。睡魔を克服して朝起きるポイントは、3つだ。
- 夜、早く寝る
- 手の届かないところに目覚まし時計を置く
- 冬はエアコンのタイマーを使い、部屋を暖める
睡眠時間が短ければ、朝は眠い。気持ちよく目覚めるために、6~7時間の睡眠時間はとりたいですね。なので、朝勉強をしようと思ったら、まずは早く寝ることからはじめましょう。これができれば7割がた成功です。それでも布団の甘い誘惑に負けることがある。それに打ち勝つには、布団からでる仕掛けがほしい。そこで目覚まし時計を手の届かないところに置くのだ。ちゃんと聞こえるように大音量のものがいい。これで99%、起きられるようになるでしょう。
でも冬はさらなる強敵があらわれる。寒さだ。これには、起床前に部屋を暖めておくことが効果的です。起床30分前にエアコンのタイマーをセットすればよい。ここまでやると、寒い冬も問題なく朝起きられるでしょう。
この朝勉強でやってはいけないことが1つある。それは親に起こしてもらうことだ。人にお願いすることで、起きようという意思が半減してしまうし、起こしてくれなかったとき親が悪いと言い訳をしがちだからだ。これは本当に最悪のパターンだ。
親に起こしてもらうのは、NG!
習慣というのは、人にやってもらうことではなく、自分の意思で行動をパターン化させるものだ。意思を強く持とう。
まとめ
早朝勉強をやった人は、ほぼ間違いなくその効果を実感しているでしょう。たった3つのことで、みんなができないことができるようになる。これで他人と差をつけられるのだから、やらないと損だ。早起きして勉強しようかなと思ったあなた、大正解です。