英会話

英語のやる気スイッチ

はじめて英語を勉強した中学1年から33年が経ちました。全く英語を勉強していなかった時期もあったし、がっつり英語の勉強に時間を使っていた時期もありました。他の勉強が忙しかったり仕事が忙しかったり言い訳はいろいろあるけど、続けていた時は勉強をしよう!というモチベーションが高かった。いわゆるやる気スイッチがONの状態。このスイッチの入れ方を知っていれば、必要に迫られる前に英語の勉強をはじめることができるでしょうね。英語習得は時間がかかりますから、ちょっとでもやろうかな?って思ったらやる気スイッチをぽちっと押してほしいと思います。でも、やる気スイッチって???

 

最初のやる気スイッチ

19歳のときでした。友達に誘われはじめての海外旅行に行きました。The English、アメリカです。サバイバル英語でなんとかなるだろうと高を括っていたけど、HelloとGood morning以外自分の英語が全く通じなかったです。それはそれはショックでした。入国審査やタクシー、ホテルのチェックインなどは友達と一緒だったのでなんとかその場をやり過ごしたけど、一人でいるときは困った。例えば、ベンチに座って休憩していると、隣に座っているおばちゃんが話しかけてくる。道に迷って地図を見ていると「どうした? どこに行きたいんだ?」と親切に道を教えようとしてくれる。アメリカ人はホントすぐに話しかけてきます。フレンドリーで親切なだけに、英語が話せないことが申し訳なかったです。でも、英語が話せたら海外旅行って楽しいだろうなぁ、とつくづく思いました。

帰国後、英語をしゃべれるようになりたい!って思って、意を決して近所にあった英会話イーオンを訪問した。いかにもEnglishなドアのデコレーションに怯みそうになったが、意を決して中に・・・

スタッフ
Hello! How are you!

あ、はい。こんにちは。
パパ

英語のしゃべれるスタッフが満面の笑みで話しかけてきた。ハイテンションだ。すでに少し後悔。だけど、英語を話せるようになるにまずはこの壁を乗り越えなければならないと思いレッスンの内容や料金の説明を聞いた。しかし貧乏学生には授業料は十分高額で、いったん帰宅。アルバイトをしてお金をためてからもう一度来ようと思ったが、時間と共に情熱は冷めてしまった。こうして最初のやる気スイッチはOFFになってしまった。

 

社会人になって

結局その後たいして勉強をせず、社会人になった。そして会社でうけたTOEICは500点程度。中には900点を超えるような同期もいたが、500点レベルの仲間がいることに安心し、やはりやる気スイッチは入らなかった。そしてその年の冬にたまたま同期の営業にあった。なんと自分と同じ500点レベルだった同期が英語を話している! そんな同期を羨ましく思い話を聞くと英会話に通っていると言うではないか。そして同じようなタイミングで、妻が英会話をはじめた。駅前留学のNOVAだ。妻の会社は新入社員教育に力をいれていて、OJTからも英語を話せるようになるには英会話に通うことを強く勧められたという。NOVAのテキストを見せてもらうと、絵がアメリカっぽく、例文のバリエーションがいろいろで楽しそうにみえた。とうとう着ました! スイッチON! 妻に続いて、自分もNOVAに入りました。

NOVAにはMattやPeter、Michel、Annaなどホントにいい先生がたくさんいた。同世代で話もあい楽しかった。名前は忘れたがスコットランド出身の先生は、なまりが強くて何を言っているかほぼ分からなかった。ただスコットランドでも先生をやっていたくらい、教えるのが大好きな先生だった。このころは週に3~4回スクールへ行き、1回2コマとっていた。2年ほど続けたが、仕事が忙しくなりやめてしまった。このとき英語力・英会話力がぐぐっと伸びて、たぶんTOEICで750点レベルまではいっていたと思う。

それからしばらく英語の勉強をしない期間があって、35歳ごろに会社の昇格試験のためにTOEICを受験した。たしか675点だったと思う。しばらく勉強していなかったから、思ったほど点がとれなくても仕方ない。

 

海外出張の命が下る

そして5年経ち40歳。ある日部長に呼ばれ、

上司
アメリカ出張いってきて。

すっかり英語が頭から抜け落ちており、慌てて英語の勉強を再開した。2回目のやる気スイッチONです! このときもやるなら英会話!ということで、再びNOVAに入学しました。そこから2年ほどちょくちょく海外出張にいくことになり、英会話で習ったことを実際に仕事で使って英語力を上げていくことができた。20代の時ほど文法や発音を気にし過ぎず、いい意味でリラックスして英会話に取り組むことができたように思う。そして、やはり実際に仕事で英語を話さないといけないという状況は高いモチベーション維持につながっていた。

 

やる気スイッチ

このようにして、海外出張や旅行で困らない程度の英語を話せるレベルにはなった。最近はTOEICなど受けてないので、いったい何点とれるか分からないです。今はNOVAをやめて、時間のあるときにぼちぼちやっているくらい。さて、振り返ってみると

  • 海外にいき、生の英語を体験する
  • 身近な人が英語の勉強をはじめた
  • 仕事で使う必要があった

といったときにやる気スイッチが入った。昔より、海外旅行は身近になったし、英語を話せる日本人は増え、ネイティブにあう機会も増えただろう。中学生・高校生なら、ALTと英語を話すことができる。映画が好きならNETFLIXやHuluで字幕付きで見られるし、YouTubeで趣味の動画をみることだってできる。人の勉強経験談をきくものモチベーションアップになりますよね。私の体験を読んで、よし自分もやってみるか!って思ってもらえたら何よりです。

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