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受験期のスマホとの付き合い方

スマホって、ホント便利! 一昔前はインターネットはパソコンを立ち上げて使うものでしたが、今は指1つで一瞬でスマホが起動して簡単にインターネット・動画・映画を見ることができます。そして操作がすごく簡単だから、小学生でも使えちゃいます。でもあまりに便利すぎて、用もないのについついスマホを触っていることってありますよね? そして受験期では勉強の妨げになるので厄介です。

スマホに邪魔されず勉強に集中できるようにするにはどんな方法があるか、そして自分にあう方法はなにかを考えてみましょう。

 

勉強を邪魔しないスマホの使い方

ズバリ一番簡単な方法は、スマホを売却することです。売っちゃえばスマホがなくなるので、あきらめるしかありません。東大王に出演している鈴木光さんは、高3の秋にスマホを解約して誘惑を断ち切ったといっています。そして下記書籍では、物理的な距離を置くことを勧めています。しかし、本人も言っているように極端な方法かもしれません。

 

最近ではコロナ禍においてオンラインの活用が一気に進み、学校からの連絡がスマホを通じてきたりすると端末を売却するわけにもいかないといったケースがあるかもしれません。スマホは解約しないで勉強の邪魔にならないようにするにはどうするのがいいでしょうか? 私の考えるポイントは下記3点です。

  • 音を消す
  • 電源を切る
  • アプリを入れる

音を消すのは一番手軽な方法ですね。スマホの通知機能は便利ですけど、LINEなどピコピコと通知音がなるとやっぱり気になってしまいます。通知音を消して、画面を下に向けておくだけでも、勉強に集中しているときにスマホに邪魔されることを防止できます。次に電源を切るという方法ですが、簡単な方法ですが電源を切るというひと手間が必要です。でも、このひと手間かかるというのがポイントで、立ち上げるのに時間がかかるので「我慢するか」と思いとどまることができます。電源をきっていれば、もちろん通知音もならないので勉強に集中できます。

でもそこまでしなくても、という人には3つ目の「アプリを入れる」がオススメ。その名も「スマホをやめれば魚が育つ」というアプリです。長女も使っていた方法で、次のパートで詳しく紹介したいと思います。

 

長女のやり方

「スマホをやめれば魚が育つ」というアプリは、多くの受験生が使っていると思います。

簡単にいうと、スマホを触っていない時間だけ魚が育つという放置ゲームですね。長女は東大王にでている水上颯さんの本を読んでこのアプリを知り、高3の12月から使っていました。デフォルトでは50分の集中タイムが設定されていて、50分が終わるとハートやコインが溜まります。ハートで魚を育てて、コインで新しい魚を買うことができます。また、時間を延長することもできて、長女は60分延長していたみたい。そうすることでだいたい2時間勉強に集中するというリズムがとれるようになりますね。

 

スマホの誘惑は多いですが、それを断ち切るスマホならではの面白い方法です。ちょっと残念なのが、今時点では「スマホをやめれば魚が育つ」はiPhone版しかないということ。Androidユーザの方は、似たようなアプリをさがしてみてくださいね。

 

次女のやり方

小学生のころからiPod touchを使っていました。iPodはモバイルデータ通信がないので、家でLINEやYouTube、写真を撮ったりするのが主な使い方でした。小学校・中学校は学校にスマホ等は持っていけないので、iPod touchで特に不便していませんでした。まず最初にやっていたのは、おやすみモードの設定です。夜10時以降はほとんどのアプリを起動できないようにして、夜更かしをしないという作戦です。特に親が言ったわけでもなく、自分でそう設定していました。そして中3の12月ですが、高校生になるとスマホがないと不便だろうということでスマホを買いました。すると次女はこんなことを言います。

次女
アプリ、入れないで!

なんとアプリが入っていると遊んでしまうから、アプリを入れないというのです。たぶんその気になれば自分でも入れられると思うのですが、あえてやらないということのよう。これもひと手間かかるようにしておくという方法の1つですね。ただ、LINEだけは入れました。通学の待ち合わせや次の日の授業のことなどで友達と連絡とるのにLINEを使っていたからです。

そして入試が終わった次の日に、iPod touchで使っていたアプリをスマホにいれました。

 

まとめ

どうしてもスマホを触ってしまうというひとは売却という方法が確実ですが、スマホの便利さも手放すことになってしまいます。スマホ自体がだめなものということではなくて、よくないのはスマホの使い方です。スマホが気にならないようにする、使うのが面倒になるようにする、使いたくないように設定する、といったことで、自分に待った!をかけることはできます。あとは自分にとってどのくらい強い制約が必要か?ですね。それを考えて、どの方法がいいか選んでみて下さいね。

 

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