大学入試は、長い期間かけて勉強してきた成果を入試本番で発揮しなければなりません。模試などで各教科の試験時間の感覚などは掴むことはできますが、試験会場の雰囲気や当日の時間割などはやはり模試とは違います。勉強の成果を100%出しきるためにも、試験当日の具体的なイメージが持てると安心ですね。我が家では令和3年度に長女が東京大学一般入試を受験しました。試験当日の様子を聞きましたので参考になればと思います。
東大一般入試 当日の様子
まずは時間割です。
日にち | 時間 | 科目 |
2/25 | 9:30~11:10 | 国語(現・古・漢) |
14:00~16:30 | 数学(ⅠA・ⅡB・Ⅲ) | |
2/26 | 9:30~12:0 | 理科(2科目) 物理・化学 |
14:00~16:00 (14:45~15:15) |
英語 (リスニング) |
文系と理系で若干時間割は変わってきます。上記は長女が受験したのは理科二類の例です。詳細は東京大学のWEBサイトに掲載されている東京大学入学者選抜要項をご確認ください。
当日は8:30から入場できますが、やはりみなさん早めに来ますので入場門の前はとても混みます(ちなみに赤門からは入れませんのでご注意ください)。入場門前まで付き添いの親が多くきていて、とにかく混んでいます(ちなみに帰りも多くの親が門のところで待っているそうです)。しかし、混んでいるといっても入れないということはないので8:30より前から待つ必要はないかなと私は思います。前日までに駅または宿泊場所から入場門までの道のりをしっかり確認しておけばあまり不安はないでしょう。
試験は1日目も2日目も9:30から始まります。1日に2科目なので、1科目終わったらお昼休みです。そして東大入試の一番大きな特徴がお昼休みが長いこと!です。一日目は2時間50分もお昼休みがあります。模試と大きく違う点ですので、どう過ごすか考えておきましょう。周りのみんながどうしていたか長女に聞いたところ「半分くらいはご飯を食べたあと、部屋をでて散歩していた」とのことです。少し気分転換してからまた教室に戻ってきて勉強という感じでしょうか。もちろん食事のあともずっと教室で勉強している人も多くいます。
そして午後の試験があり、終わるのは1日目だと16:30です。答案の回収がはじまり、退出まで30分ほど教室で待機となるそうです。各教室から集められた答案すべてを1か所に集めるため、時間がかかるみたいですね。このとき、先生によっては何かお話をしてくれることもあるそうです。
1日目が終わったら、とにかく頭を2日目に切り替えましょう。1日目の自己採点は絶対にしないほうがいいです。あと、お昼ご飯をコンビニで買おうと思っている人は、当日の朝に大学の近くのコンビニで買うのは避けた方がいいです。おそらくおにぎりなど売り切れているからです。自分がいつも好んで買っているものを前日のうちに買っておくのをオススメします。
いかがでしたか? 試験当日の様子が少しでもわかってもらえたら幸いです。
※東大推薦入試については下の記事を参照してください。