英会話

英英辞典のススメ

英語を勉強するとき、どの辞書を使うかはとても重要です。出版社の違いや和英・英英といった種類の違いもあって、どれを使うべきか迷ってしまうでしょう。私もこれまでいくつかの辞書を使ってきましたが、英語が話せるようになりたい!と思って本格的に英語を勉強するなら英英辞典をオススメします。その理由や私が使った英英辞典のことなどをお話ししたいと思います。

 

英英辞典を使うことの効果

英英辞典を使うことの効果はたくさんあって、よく英語のニュアンスが分かるようになると言われていたりします。たしかにそうですが、一方で意味が分からない英単語をニュアンスが分からない英単語で説明されてもなんだかよく分からないということもあります。それより私が英英辞典をつかってみて実感した効果は、下記の3点でした。

  • 単語が分からなくても、英語で説明できるようになる。
  • イメージや抽象的なことを説明できるようになる。
  • 例文がいっぱいあって、その単語の使い方が分かる

辞書は、ある単語の意味を別の単語を使って説明してくれるものです。sth thatやsth toなどの表現はしょっちゅうでてきて、英英辞典を使っていると別の単語で何かを説明する方法が分かるようになってきます。そうすると、「なんだっけ? 英単語ど忘れした!」ってときも会話を止めることなく別の表現を使いながら話し続けることができます。英会話ではとにかく黙らないことがなによりも大事ですからね。

2つ目の効果ですが、具体的な形がないものとか考えが固まり切っていないときとか抽象的な考えなどが説明できるようになることです。例えばリンゴならan appleと言えばOKですが、何か丸いイメージで暖かい感じの色のものといった表現なんかは難しいですよね。よくよく考えると、日本語でも難しいです。洋服を買いに行った時、店員さんに勧められているけどちょっとイメージが違うんだよねって思ってもそれがどういったものがいいのかなかなかうまく説明できないような感覚。こういったことが説明できるようになると、英会話の幅がぐっと広がります

そして最後は例文がいっぱい載っていること。いくら意味を説明されても、どんな風に使われるかを見るのが一番分かりやすい。百聞は一見に如かず、です。そこに自分が話したい文章に似たものが書いてあれば、すっとその単語が頭に入ってくるでしょう。

 

どんな辞書を使うか?

私が使ったことのある英英辞典は下記の2つです。最初に買ったのはロングマンの英英辞典。でもそれを買った当時はまだ英語の勉強をあまりやっていなかった時で、形から入ったのですが、すぐに使わなくなってしまいました。使わなくなった一番の理由は、1つの単語の意味を理解するのに時間がかかり過ぎたということです。

そして次に買ったのは、英会話スクールNOVAが出版していた英英辞典です。この頃には多少英語力がついていてたのと、LONGMANの英英辞典と比較すると説明がかなり簡素化されていて、とても分かりやすいかったです。意味の説明の正確さより、分かりやすいさを優先している感じでした。NOVAは一度潰れているので、残念ながら今は新品で買うことはできません。

上記のような紙の英英辞典でもいいですが、最近は電子辞書にも英英辞典が入っていて使うことができます。私が使っているSHARPの電子辞書はOXFORDとLONGMANの英英辞典が使えます。辞書は調べたいなと思ったときにすぐにつかえなければいけません。以前通訳の方と話したときにどうやって英語を勉強したかを聞いたら、とにかく辞書で単語を調べたと言っていました。その方はポケットサイズの辞書を常に持っていて、ボロボロになるまでつかって、同じ辞書を3回買い換えたそうです。電子辞書ならいつでもかばんの中に入れておけるし、単語を調べるもの紙の辞書より楽ですね。さらに電子辞書なら英単語の発音を音で聞けるのがいいです。発音記号を目で見て覚えるより、音を聞いて覚えるほうが断然いいですから。

もちろん電子辞書のかわりにスマホやタブレットの辞書アプリでもOKです。

いかがでしたでしょうか? 高校生が大学受験に英英辞典を使うのは少し敷居が高いと感じられるかもしれませんが、英語を話せるようになりたい!と本気で思っているなら断然英英辞典です。もちろん英和辞典も使っていいですが、ぜひ英英辞典も試してみてください。

 

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