幼稚園まで 小学

内弁慶は大丈夫?

幼稚園や小学校に入って、先生から家とは違う子供の様子を聞くこともあるかと思います。いいことを言われれば親として嬉しい一方で、「○○ちゃんはいつも授業をちゃんと聞いていて、困っているお友達に声を掛けてあげたりすごく優しいです」なんて聞くと家での様子とギャップがありすぎてお世辞を言っているのでは?と勘繰りたくもなります。でも先生だってわざわざウソを言うことはないだろうから、そのギャップをどう理解するのがいいのがいいか私なりに考えてみました。

 

どうして内弁慶になるの?

家では威張っているけど学校に行くとおとなしい、といういわゆる内弁慶、私はこれは問題ないと思います。注意を要する場合もありますが、おおむね健全な成長の過程であることが多いのではないでしょうか。大人でも仕事に行くときは「今日も仕事頑張ろう!」と気合を入れて家をでます。ネクタイを締めてビジネスという戦場に行くわけですが、子どもだって同じこと。授業がいっぱいあって、先生の言うことは聞かないといけない、友達とは仲良くして、と緊張の連続です。疲れて家に帰ってくれば、だらだらしたいし、親にわがままのひとつも言いたいといった感じなんでしょう。

我が家の娘達は家ではぐーたらしていますが、外ではそれなりにしっかりしているみたいです。長女が小学校3、4年の頃、そのことを担任の先生に話したところ、こんな風に言われました。

先生
学校でも家でもしっかりしていたら、疲れちゃいますよ

ベテランの先生からのお言葉で、とても説得力がありました。そんなこともあって、うちでは娘たちが家でぐーたらしていることを良しとしています。他にも、うちの娘達はよく「肩揉んで」「○○買ってきて」などと親に指図してきますが、逆に外では友達の面倒見が良かったりするようです。これも安心できる家で自分が世話される側を経験することで予行練習をやっているようなものなんでしょうね。

 

まとめ

こんな感じで内弁慶がどうというより、子どもにとって家がリラックスできる場所になっていているかが大事です。リラックスしているから子どもはわがままが言えるし、自分をだせるのです。昔なら親はちょっとくらい厳しいのが良かったのかもしれませんが、それはおじいちゃんやおばあちゃん、年上の兄弟など自分のわがままを聞いてくれる人がいたからです。今は核家族が多いです。だからパパママが子どもにとってのシェルターでないと、逃げ場がなくなってしまいます。テキトーな部分を残しながら、素の自分でいられる環境を作ってあげましょう。

 

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