幼稚園まで

わがままをきいてあげる

次女が幼稚園のときのことですが、朝の出勤前に車で幼稚園に送っていました。ふつうに通園バスを使えるのですが、「早く幼稚園に行きたい」というのです。通園バスは1番バスが8:00、2番バスが8:30、3番バスが9:00に園に着くように近所を周回して園児をピックアップしますが、2番バス・3番バスでは遊ぶ時間が短くなるから早く行きたかったみたいです。次女が幼稚園の3年間、幼稚園バスがあるのに車で送ってという"わがまま"をきいたのですが、みなさんだったらどうしますか? ちなみに帰りは毎日ちゃんとバスで帰ってきていました。

 

わがままを聞くと、わがままに育つ?

まず最初に心配になるのが、子どものわがままを聞いてしまうと次からもわがままを言って、エスカレートしてしまわないか?ということです。ときどきスーパーなどでお菓子が欲しいと泣き喚ていている子を見かけることがありますが、もし自分の子があんな風にわがままを言ったらどうしようか?って思ってしまいますよね。そうならないようにわがままを言わない聞き分けのいい子に育てるにはどうしたらいいのでしょうか?

実は最近では自分のいうことをよく聞いてもらえる子のほうがわがままを言わなくなると言われています。わがままというのもそれは大人の見方であって、子どもにしてみれば単純に「もっと遊びたい」と希望を言っていたり、自分では読めないから「本を読んで」とサポートをお願いしていたり、疲れたから「おんぶして」といっているだけだったりします。本当なら一緒に遊んであげたいし、本を読んであげたい、おんぶしてあげたい、というのが本音でしょうけど、現実的には時間がなかったりお父さん・お母さんも疲れていたりということだと思います。親もスーパーマンではないのですべての希望をかなえてあげることが難しいです。でも、子どもの"わがまま"には何かしら理由があるので、その気持ちを聞いてあげることは大切ですね。単純に「ダメ」と答えるのではなく、たとえばおんぶならできるだけおんぶしてあげて、疲れたらいったん休む、または子供に少し歩いてとお願いする、といったように子供の気持ちを聞きつつ親の都合も話してみるという具合です。子どもは親のことをよくみていますので、それが親の"わがまま"でないと分かれば意外と素直に親のいうことを聞いてくれると思いますよ。

また、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に住んでいると、少し状況が違ってくるでしょう。おじいちゃん・おばあちゃんは時間がたくさんあるので孫の話をじっくり聞いてあげることができます。そして、多少甘やかしても大丈夫なことを知っているので、甘やかしたくてしょうがないのです。このように子どもの話やわがままを聞いてくれる大人が近くにいれば、パパママは多少厳しくても子どもはわがままを言わないでしょう。

 

まとめ

次女が「早く幼稚園に行きたい」といっていた件ですが、遊ぶ時間以外にも子どもなりの理由があったのかもしれません。今になってなんで早く行きたかったの?と聞いてもあまり覚えていないようですが、朝1番に登園すると先生といっぱいお話ができるとか、通園手帳の貼るシールを選べるとか、そんな記憶はあるようです。いろんな要素があって早く幼稚園に行った方が楽しいと思っていたのでしょう。

 

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