映画や海外ドラマで英語を勉強するといい!って聞いたことがあると思います。私も以前やったことがあって、とてもオススメの勉強法です。でも、勉強だからただみるだけでなくみんなどうやって勉強しているか知りたいですよね? 今回は映画や海外ドラマで映画を勉強するメリットと、私が実践した勉強法を紹介したいと思います。
映画や海外ドラマで英語を勉強するメリット
私の考える英語を映画や海外ドラマで勉強することのメリットは、下記5つです。
- 楽しみながら英語の勉強ができる
- ネイティブの英語のスピードに慣れることができる
- フレーズの実践的な使い方が分かる
- 慣用表現を覚えられる
- ボキャブラリーが増える
やっぱり一番のメリットは楽しみながら英語を勉強できることです。シンプルに楽しいので、今日もやろう!という気持ちにまります。無理なく勉強のモチベーションが維持できちゃいます。英語は継続して勉強することが上達の近道ですからね。
次のメリットは、ネイティブの会話スピードに慣れることができる点です。英会話スクールではやっぱり先生はゆっくり話してくれてしまうので、それではネイティブのリアルな日常会話にはついていけません。私はある程度英語を話せますので海外出張にいったときなどレストランやホテルでは比較的ゆっくり話してくれるので困ることはありませんが、スーパーなどでまわりのネイティブが話している会話は早すぎて分からないことが多いです。やっぱりネイティブの会話スピードは早いです。
3つ目のメリットは、覚えたフレーズがどんなシーンで、どんなニュアンスで使われるかが感覚的に分かる点です。ただ意味だけを覚えていても、実際の英会話ではなかなか口からでてきません。それが映画や海外ドラマのワンシーンで使われているのを見れば一目瞭然。それ以上の説明は不要でしょう。
4つ目のメリットは慣用表現です。いつもいつも同じ言い回しだと話し方が単調になってしまうから、できるだけいろんな言い回しを覚えたいですよね。そして慣用表現がうまく使えると、英語が自然になってきます。映画や海外ドラマでは、ほんとに多くの慣用表現を聞くことができますし、よく使われる表現はなんどもでてくるので自然に覚えられます。
最後のメリットは、ボキャブラリーでしょう。どれだけ勉強しても知らない単語に出くわします。いろんなジャンルの映画・海外ドラマをみることでボキャブラリーの幅が広がると思います。
映画・海外ドラマを使った勉強の仕方
私がはじめて映画を使った勉強をやったのは、25歳の時でした。DVDは英語字幕をだせるというのを知り、DVDプレーヤーを買いました。選んだ映画はキアヌリーブス主演のMatrixです。勉強の仕方はとっても地味で、英語字幕でDVD再生→巻き戻し→日本語音声で再生をひたすら繰り返すという方法。ちょっと巻き戻したいだけなのに巻き戻しすぎたりしてイライラしました。そして、映画1本を見終わるのにとてつもない時間がかかりました。好きな映画だったので、映画内で使われたフレーズはすーっと頭に入りとても効果的な勉強法でしたが、ある程度時間がある人でないと継続は難しいかもしれません。
ただしこれは20年前の話ですので、最近の新しいDVDプレーヤーはもっと高機能で巻き戻しや音声切り替えが簡単にできるかもしれません。さらに言うと今はDVDだけじゃなく動画のネット配信も使えます。YouTubeなんかはスマホの画面をトントンってダブルタップすると10秒巻き戻しができるから、"ちょっと戻し"が超ラク。字幕も英語・日本語が切り替え可能ですね。ということを考えていたら、いまどきはDVDより動画のネット配信を使った方が英語の勉強がラクなんじゃないかということに気付きました。
そこで早速最近ハマっている「24」で英語の勉強に挑戦してみました。やった方法は下記です。
動画配信サービス | 設定 |
Amazon Prime | 日本語音声 |
Hulu | 英語音声+英語字幕 |
もともとAmazon Primeを使っていたのですが、英語字幕がだせません。ネットで調べてみるとHuluは英語字幕が出せるようだったので、そっこうでHuluを契約しました。パソコンでウィンドウを2つ開いて、1つをAmazon Prime、もう一つをHuluにします。で、Huluで英語を見て一旦停止、ウィンドウを切り替えてAmazon Primeで日本を聞いて意味を確認する、という感じに英語と日本を交互に聞くという方法です。英語を聞き直したいときは、10秒巻き戻しボタンがあるのでとても簡単。やってみるとかなり快適に英語勉強をすることができました! ネットって、ホント便利ですね。みなさんもぜひ試してみて下さい。