小学

家を作る?!

とある日曜日の午前中でした。

次女
パパ、この段ボール使っていい?
いいよ。何するの?
パパ
次女
家作る!

どんな家を作るんだろう?って思ってみていたら、庭に段ボールを広げて建築作業が始まりました。壁を1枚たてて、2枚たててと、このあたりまでは順調です。どうやら自分が入れるくらいのサイズの家を作るみたい。屋根を作ろうと段ボールを継ぎ足すとペロッと垂れてしまいます。そしたら、隣の空き地から木の枝を拾ってきて、補強し始めました。補強といってもガムテープでぺたっと貼るだけです。ちょっとずつ形にはなっていきますが、作れば作るほどガムテープが剥がれたりします。このあたりからヘルプに入り、がっちりガムテープで止めていきます。途中段ボールが足りなくなり、スーパーに空き段ボールをもらいにいきました。

数時間の建築作業を終え、できたのがこれ。

これは多少増改築した状態のものです。建築当日に写真を撮るのを忘れてしまいました。間取りは1ルーム+Nといった感じでしょうか。子どもが2~3人入れる大きさです。手前のでっぱり部分は取り外せるようになっていて、取り外すと玄関がでてきます。玄関を閉めると、小さな収納スペースとして使えます。新築時は屋根が全面段ボール仕様でしたが、重量によるたわみ問題が発生したことと採光に問題があったので、プチプチに取り替えました。これで中に入って遊ぶときに、暗くありません。

さて建築した段ボールハウスは、どう使われたのでしょうか? 妻の話によると、次女のお友達が遊びに来たときに自分の家に招き入れて遊んでいたみたいです。大人の皆さんも子供のころに秘密基地や子供部屋に籠って遊んだことって、ありますよね? 自分の部屋ならぬ自分の家をつくっちゃった感じだったのでしょう。数か月の間、頻繁に使われましたが、梅雨の時期になると建材(段ボール)が湿気を吸い込んで傷みはじめたので、その役目を終えました。

後日、次女になんで家を作ろうと思ったの?と聞いたら、「できると思った」からだそうです。多少手伝いましたが、作れたという達成感を味わえ、友達と遊ぶという実用性があって、楽しめた創作作業でした。その後も次女はたびたび創作作業をしています。段ボールハウスでの成功体験が影響しているのでしょうか? 今もぬいぐるみ用の家(段ボール製)があって、多くのぬいぐるみがその家に住んでいます。自宅を建てた時に残った壁紙を全面に張り付けているので、子供部屋にすっかり溶け込んでいます。が、もう築5年以上でガタがでてきているので、そろそろ改築するみたいなことを言っています。

皆さんも子供と段ボールハウスを建築してみてはどうでしょうか? 意外と楽しいですよ!

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