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今日やることは?

計るだけダイエットという言葉を聞いたこと、ありますか? いざ痩せようと決意しても、日々の誘惑に負けて続けるのはなかなか難しいです。計るだけダイエットは、毎日体重計に乗りましょう、というもの。自分の体重を毎日みることで体重の増加減少を意識するようになり、自然にダイエットの意識が高まることを利用したダイエット方法です。また計った結果をグラフすると、自分の努力が目に見えてやる気につながります。

勉強も同じことがいえます。受験を成功させるために合格までの長期計画を立てることは重要ですが、作った長期計画を毎日実行しないと目標達成はできません。テレビやゲーム、スマホの誘惑に負けず、やると決めた勉強をやれるようにする良い方法ってないんですか?というのが今回のテーマです。

 

3つのポイント

やる気をだすには、何をどれくらいやれば今日の勉強が終わるかが見える形になっていると、いいと思います。

  • 何を勉強するか?
  • どのくらい勉強するか?
  • 何から勉強するか?

まず何をやるかですが、その日の勉強を始める前にどの教科を勉強するか決めましょう。事前に計画が立ててあればそれをそのまま実行します。決まっていなかったら今日何をやるかを決めましょう。そして、一度決めたらその日は変えてはいけません。

次に、決めたものがどれくらいの分量かをチェックします。何かをやり終える必要がある場合、どれだけやれば終わるのかが分からないと不安になります。逆に、やらなければいけないことの量がちゃんと分かっていると、不安がなくなり安心して取り組めます。また、その日のうちに終えられない量だと、結局途中で「今日はここまで」とやめてしまうことになってしまいます。これでは計画通り勉強を進めることができません。最初はどのくらいの量が適当か分からないかもしれませんが、1週間もやればちょうどよい量が分かってくると思います。

そして、意外とポイントなのが、やる順番をきめてしまうということです。やる教科がいくつかあるとどれからやろうか?と考えてしまいます。得意な教科からやろうとか、簡単なことからやろうとか、腰が重い経験をしたことがある人は多いでしょう。やると決めたのだから、考えてはいけません。やることと同時にやる順番も決めてしまいましょう。

さて、ここまで決まったとして、これらを見える形にしなければ効果は半減します。目に見えないものは、結局頭の中では決めたけど途中で計画を変えてしまったということになりがちです。ダイエットの話と同じように、見える形にしましょう。そして、目に見える形にすることで、決めたことを決まったことと確定させてしまいます。また、こうして計画を確定させることで考え直すという無駄を省くことができます。

では、その具体的な方法って?

 

我が家の子供部屋

では、どうやってやることと量と順番を見えるようにするか?ですが、うちではこんな感じです。

説明しますと、その日やるテキストが床に並べられている状態です。何をやるかは一目瞭然ですね。どこくらいやるかも見た目で分かります。そしてこれを左上から順番にやっていくだけです。終わったら片づけるので、やった分だけ減っていくのが見えて、やる気もでてきます。量が多いときは、この2倍、3倍のテキストが床に並びまったくもって邪魔ですが、実はこの方法、私も高校生のときにやっていました。そして母に「動かさないでね」って言ってました。なぜなら、テキストが床に並んだ状態こそ、その日の計画だからです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? 実際に使うテキストで勉強計画を見える化しているので、かなり直感的な方法かなと思います。でも、このやり方を皆さんのオススメできるかというと、子供部屋の床を占領するという大きなデメリットがあります。本質の部分はオススメできますが、むしろ似ているけどもっといい方法を実践している方がいましたら教えて頂けたらと思います。子ども部屋の床面積を無駄に消費せず、勉強計画の見える化ができるといいですね。

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